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こころの病気とは

こころの病気は、身体の病気の時と同様に、こころの不調な時も一番大事な基本は「安心して休息する」ということです。こころの不調により「食欲が減った」「元気がなくなった」「口数が減った」「趣味のゴルフに興味を示さなくなった」「ため息が多い」「眠れていないようだ」など今までの行動と違ってきます。
 これらに対して、誰かに相談したり、話を聴いてもらったりすることで、安心感を得られることもあります。 相談することは、病気への発展を防止するだけでなく、回復力を促すことにもつながります。
ストレスが多い現代日本では、15人に1人が生涯のうちで一度はうつ病を経験すると言われています。

 自分は絶対にうつ病なんかにはならないと思っていたら大間違いですよ。
うつ病は、どんな人でも誰でも発症する可能性があります。
出来れば早めに症状のチェックが出来たらいいですね。

 心理状態を把握するためのテストは沢山あります。
一般的にも知られている木の絵を描く「バウムテスト」は有名ですね。
木の絵を1本書くだけで、色々と分析が出来るテストなので、心療内科ではよく行われるテストです。

ですが、バウムテストもロールシャッハも専門知識がなければ、診断が難しいですし、ロールシャッハに至ってはテストにとても時間がかかり、テストを受ける側が疲れてしまいます。

 「CES-Dセスデー」というテストは短時間で、70〜90%の正確さでうつ病の診断が出来るテストです。

 「いつもより無口になっている」
「熟睡できない」
「自分の人生は失敗だと思う」
「何かに集中できない」
「恐ろしく感じることが多い」などの簡単な質問が20項目あり、イエスで答えるだけなので、テストにかかる時間は5分ほどです。
短時間で出来るテストなので、具合の悪い人に負担をかけることはありません。
残念ながらこのCES−Dは、ネットでは一部の設問しか見ることができません。

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こころの病を持っている人に対して

うつ病の人がうつ状態になったときは、自分がダメな人間だから、いたらなかったからばっかりにあんなミスをしてしまった。と自分を責めます。
人に迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思い続けます。
誰かが何気なく言った言葉が、いつまでも頭から離れなくてそのことで悩んで苦しみます。

 

もしも、会社の同僚で、友達で、家族でうつ病の人がいるのならば、失敗した時は責めないでください。
また、励ますつもりで良かれと思って言った言葉が、逆に本人を傷つけてしまう事があります。

 

失敗はうつ病のせいで集中力が落ちたり、手順が分からなくなったりするからなのです。
頑張れとか、しっかりやれよ、なんて言わないでください。
今まで自分に厳しく、妥協せずに、きっちりとやってきた人達がうつ病になりやすいタイプだと言われています。
きっと、あなたのそばにいるうつ病の人もそうだったでしょう。だからこれ以上頑張らせないでください。

 

もしも、話をしたいような感じがあるならば、愚痴でもなんでもいいから、話を聞いてあげてください。
あなたは話に「うんうん。そうだね。そうなんだ」と聴き手に徹してください。
ですが話を聞いているうちに自分の考えも浮かんできて「いやいや、そうじゃないよ」と言いたくなるでしょう。普通の人ならばそれでもいいのですが、うつ状態の人にはそれは禁物です。逆に自信を失い、自分の存在を否定したくなってしまいます。

 

無理をして色々なことをやらせないでください。
出来なかったら自信を失くして、やれないことに悩んでしまいます。
やれることをやってもらって、やれないことはやらせないか、一緒にやってみてください。そしてやれれば「やれたことに」達成感と自信がつきます。

 

もしも、こういったうつ病の症状を甘えているとか、だらしがない性格、わがままな奴だと感じてしまうのであれば、その偏見を捨ててもらわなけれいけませんね。

 

うつ病は周りの人に理解してもらえないことが辛いのです。

死にたいと言う願望を持っている人に対して

うつ病の症状はひとそれぞれで、精神的症状と、身体的症状のどちらが辛いかと聞くと、うつ病患者さんは、症状の中では精神的症状が一番辛いと答えます。

 

意味もなく落ち込んで悲しくなり、何度も何度も繰り返される悲しみと絶望に耐えられなくなり、自分が本当にそう思っているのかすらも理解できず、「いっそ消えてなくなりたい」と思うようになり、自殺へと繋がってしまう事があるそうです。

 

うつ病は自分自身で自殺したいと本気で思うのではなく、うつ病という病気がそう思わせてしまっているのです。

 

うつ病で自殺願望が強く出た人のなかには、フラッと自殺をはかって成功させてしまう人もいますが、本当は死にたくはなかったはずなんです。病気がそうさせているのです。

 

何度か「死にたい」と口に出したことがある人はいませんか?
そんな時、周りの人にどのような言葉をかけられましたか?
「生きていればいいことがある」
「死んだらなんにもならない」
「頑張って生きなきゃ」
なんてことを言われたりしませんでしたか?
そんなこと言われたって死にたい気持ちは変らないですよね。
頑張れって、自分はこんなに辛い気持ちと今まで闘ってきたのに、これ以上まだ頑張らないといけないのか、と更に怒りと悲しみと絶望でますます死への思いが強くなってしまいますよね。

 

ある、自殺未遂を2回行っているうつ病患者さんの手記では、自殺の衝動に駆られた時の自分なりの対処法を紹介しています。

 

どうしようもなく死にたくなったら、何も考えないで大きな深呼吸を3回ゆっくりとする。

 

気持ちが落ち着いたらすぐに寝てしまうこと。
眠ると気持ちが落ち着くのだそうです。

 

外出中で眠れる状況でないならば、信頼できる人に電話をして、
なんでもいいから話をすること。気分が変わっていいそうですよ。
そして、一番肝心なのは、「この死にたいという気持ちは、うつ病がそう思わせているのだ」と自分自身が理解して、言い聞かせること。

 

この手記を書いた人は、このような方法で自殺願望を乗り越えながら、うつ病とお付き合いをしています。

 

このうつ病の自殺願望は、症状がひどい時期では自殺する意欲が湧かないので、この時期の自殺は少なく、初期症状や回復に向かっている時期になると意欲が湧いてくるので、突然自殺をしてしまうケースが多くなります。
自分自身でもそのことには注意して、どんなに辛くても絶対に死なない、と心に誓うことが大切です。


ブラック企業に勤めて、疲労とストレスからうつ病を発症する人が増えています。

ブラック企業と、そこに勤めてうつ病を発症する社員との関係お話するには、ブラック企業とはなんですか?というところからお話しましょう。

明確な定義はありませんが、一般的に言われているのは以下のようなことになります。

ブラック企業とは、健康面を無視した長時間労働や時間外手当が支給されない残業や、残業しても申告が出来ない・しにくい・させないというサービス残業を強いたり、過剰なノルマを強要したり、パワハラ・セクハラという手段を使って通常の業務や無関係な労働を強いたり、体制が精神を集中すれば何でも出来るというような精神主義であったりする企業や法人のことを言います。

こういった企業に就職してしまったばっかりに、精神や体調を崩してうつ病や、過労死という状況になることが最近多くなっています。

だいたいの人は耐え切れずに辞めてしまいますが、なかには「他に就職先がないからここで頑張らなければ」というような気持ちで仕事を続けてしまう人がいます。

そうなんですよね。不況のなかでやっと見つけた会社だから絶対に辞められない。何があっても頑張ろうって思ってしまう人ほどハマってしまうんです。

睡眠不足と疲労が重なり、思考力は低下。叱責されても反論もできず、怒られるのは自分が悪いからなのだと自分を追い込んでしまい、ついにはうつ病を発症してしまうのです。

ブラック企業はうつ病と知ったら退職を強要してくるかもしれません。あるいは、精神が弱いからダメなんだと、更に厳しい労働を強いることもあります。
うつ病に対する保証も難しいことと思います。

労災問題に詳しい弁護士に相談して、労災認定を受けられるようにすると良いみたいですね。
働いている会社がブラック企業だという証拠が必要になるので、できれば残業時間や、労働状態の記録、暴言や無理難題な命令などの記録があると良いそうです。

全ての手続きが終わったら休職などは考えずに、退職をしてしまいましょう。ブラック企業に復職なんてことは絶対に考えないでください。再発は間違いなしです。

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