躁うつ病

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躁うつ病は、病気としてはうつ病とおなじ仲間になりますが、うつ病とは全く違う病気です。

うつ症状だけのうつ病は「単極性うつ病」といいますが、躁うつ病は気分がハイ状態とロー状態の2つの「極」を持っていて、ハイとローの状態を繰り返すことから「双極性障害」と言われています。
これは気分が変わりやすい・お天気やさん程度のものではなく、普通の人の何十倍もの感情の揺れになります。

躁状態の時にはどのような症状があるかというと、代表的なものは「誇大妄想」です。
この誇大妄想によって、いくつかの問題行動が起きてしまいます。

「自分は素晴らしい能力を持っている。選ばれた特別な人間なのだ」と思う。または言い出すこともあります。

『金遣いが荒くなる』
実際にはないのに、財産・地位・能力があると考えるために、高価なものや、ムダなもの買うなどの金遣いが荒くなります。
この金遣いの荒さは、生活に支障が出るぐらいの使い方なので、俗にいう大人買い程度ならば問題はありません。

『怒りっぽくなる』
怒りっぽくなるために、暴言を連発し、人間関係でトラブルになることが多くなります。
躁状態の人の場合は、相手の痛いところ、相手が気にしているだろうと思うところをついてくるので、胸にグサリとくるそうですよ。

『活動的になる』
活動的になるのならばいいじゃない。という程度のものではありません。「なり過ぎ」てしまうんです。
エネルギーに溢れ、睡眠も短時間で済んでしまいます。
次から次へと色々なアイデアが浮かび、行動をおこしますが、実はすべてが中途半端、計画が甘っかったりで実現不可能なことが多いです。この発言や行動には家族などの周りの人が振り回されっぱなしで、精神的にも肉体的にも疲れてしまうのは周囲の人間です。

躁うつ病にはT型とU型があります。
T型は症状がはっきりしていますが、U型は躁が軽いので単なるうつ病と診断されることがありますが、注意して観察していると、普段の本人とは違う感じがします。

治療内容は、普通のうつ病の治療とは違ってきます。
うつ病の場合は「抗うつ薬」での治療になりますが、躁うつ病の場合は「気分安定剤」が中心の治療になります。


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